わびしいがかきます

やいやあやい、みなさんお元気でしょうか。
今日はタイトルの通り、「メタとベタ」についてのお話です。

では、まずは勝手に定義しちゃいましょう。
大喜利だけに意味を限定しまーす

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・「メタ」・・・自分、もしくは相手の「大喜利をしている」という行動に関すること
　　例）「メタなお題」・・・「大喜利をしていること」に関するお題
　　　　「メタなボケ」・・・「大喜利をしていること」に関するボケ
・「ベタ」・・・頻出なこと。あるいは頻出だと感じらせること。
　　例）「ベタなお題」・・・よく出るお題。「またこの手のお題かよ」お題。
　　　　「ベタなボケ」・・・よく見るボケ。「あーみたことあるわーこのボケ」ボケ。

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異議は認められませんでした。
まあ、「とりあえずここではこういう定義で書くよ！」ってだけです。

さて、今回なぜこれをとりあげたかというと。
例に挙げた「メタなお題」が、

全てのお題の中で最も大喜利しにくいお題

だと感じたからです。
もっと端的に言えば、

「メタなお題」は「ベタなボケ」が絶対的に強い

からです。
しのごの言ってもしかたないので、実例をみてみましょう。

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緑の部屋153806回

お題：「大喜利ｐｈｐやってて、ちょっぴり嬉しい瞬間」（R17＠セピア）

泥ロボ＠犬猫

行動は私のものだ

no vote

0

みてください。このざまを。
「なにか言っているようでなにも言っていないシリーズ」のボケです。
私がこの必殺技を使うときは限られています。
①なにも思いつかない、ええいままよ
②避けちゃえ

お察しの通り、今回は②です。私はお題から避けました。大喜利を侮辱しました。
それというのもこのお題が難しかったからです。

お題をもう一度確認しましょう。
「大喜利ｐｈｐやってて、ちょっぴり嬉しい瞬間」
これは典型的な「メタなお題」です。
さらにいえば「あるあるお題」です。

この、「メタ」かつ「あるある」なお題では、
ベタな「あるある」ボケが勝ちます。絶対。
なぜならば、
「あるある」に票が偏る要因である「体験の共有」を
投票者全員が感じることができるからです。

これはもう大喜利どころではありません。
人の言葉を借りれば、アンケートPHPです。
投稿者には
アンケートで上位にくいこみそうな回答をする
ことが求められるのです。

じゃあアンケートに答えて素敵な景品をゲットすればいいじゃない
これが、なかなかに難しい。
①自我が邪魔する
②自我が邪魔する
③自我が邪魔する

①自我が邪魔する　について。
「大喜利をやる以上、見たことあるようなボケは書きたくない」
という自我が働きます。

②自我が邪魔する　について。
「マジレスはボケじゃない」
という自我が働きます。

③自我が邪魔する　について。
「目立ちたい、とにかく目立ちたい」
という自我が働きます。

よって、無理です。根性がひねくれています。
お手数ですが、お題回数のところから結果画面に飛んでみてください。
私と同じようなひねくれさんたちの
「少しでも変わったもの！」「少しでもボケてるものに投票する！」
という自我があふれる素敵な空間となっています。

もっとも、ひねくれさんは少数です。
結果的には「あるある」を正直に答えた人が上位をとるのです。

つまり、「ベタなお題」の攻略法はひとつです。

自我を殺せ

以上です。

余談ですが、
大喜利PHPをはじめたばかりの人は、
ベタなボケ、メタなボケを多くする傾向があるように感じます。
前者は経験の問題で、最初はありがちな回答をするという理由からですが、
後者はなぜでしょう。

そう考えると、私がいまさっき書いた「自我」なるものは
単なる思春期の産物

と言えるかもしれません。


なんだこれ