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人がしゃべる

こんばんは。
はいこんばんは。

今回は人物画像お題についてです。

「画像お題はしゃべらせろ」

という攻略法が巷では有名です。
誰がおっしゃっていたのかは存じませんが
この意見には同感です。

とりあえずまあ、例を挙げましょう。
「画像(の人物)にしゃべらせている」というのはこういうボケのことです。



緑の部屋146079回

前振り「写真で一言」 (夜の深爪スナイパー@古武道)



 作りたくなかった空  昨日あんなに踊ったのに? クソキャプテン・M/こくれん@ヘク/サイキ/ZIGOKUMIMI青島/慶子/ 5

うむ。表情と言葉がマッチしていますね。
期待していたのに裏切られた、さびしげな人物のお言葉。
こういうボケが、少なくとも私の考える
「画像にしゃべらせているボケ」です。



そもそも、画像お題はとても縛りの弱いお題です。
お題(正確には前振り)には「写真で一言」としか表示されません。
投稿者たちは自分でお題を考える必要があります。

人物画像お題に限って言えば
・この人がしゃべりそうなこと
・この人が絶対に言いそうにないこと
・この人がこの感情に至った理由 (ex. この人が驚いている理由
・この人を見て周りの人達が思ってそうなこと
・この人に対するあなたの感想

などなど、考えだすときりがありません。
それだけ、画像お題は解釈の幅が広いお題だといえます。
(画像お題で投稿者が増える理由はこれかも)

では、そのなかで
・この人がしゃべりそうなこと
という思考パターンが、攻略法として薦められるのはなぜでしょう。

私は、その理由は以下のニ点だと考えます。

①「お題に沿ったボケ」という大喜利の基本的性格
②会話ボケの思考テンポのよさ



①「お題に沿ったボケ」という大喜利の基本的性格

これに関しては、以前すこしふれました↓
キーワードの置換不可能性(過去記事)

大喜利は「お題に沿ってボケを出す」というのが原則。
文字お題ではお題の文章にキーワードがあり、
それに合わせた回答が求められます。
「お題のキーワードを他の言葉に置き換えても成り立つボケ」は
世間の言う「正解」からは離れたものといえます。

この考えは、画像お題にも共通します。
といっても画像お題は情報量の多いお題ですから、
キーワードもそれに合わせて多くなり、
結果的に「お題から逸れたボケ」が少なくなったりもするわけですが。

しかしながら、この時点で↑の「お題解釈リスト」に挙げた
・この人が絶対に言いそうにないこと
は選択肢から外されます。
わざとお題から逸らしたボケですからね。

また、投票過程で

・ボケを見る
→「こいつはこんなこと言わないだろw」(ツッコミ①)
→「なんだその状況w」(ツッコミ②)

と、無駄なツッコミがひとつ挟まる点にも、やや難があります。
スッと入ってこないため、PHPの投票時間では埋もれる可能性大です。



②会話ボケの思考テンポのよさ

人物画像お題における会話ボケの思考テンポは一級品です。
なにせ、お題が人にまつわるものですから。

人の生活は、一般的に会話によって支えられています。
ある人物の人となりを知るには
「その人のまとっている雰囲気」なんて曖昧なものよりも
「その人が話したことや口調」が大切です。

平易に言ってしまえば
「その人が置かれている状況」をわざわざ説明するよりも
その人にしゃべってもらったほうがてっとりばやい
ということです。

感情が現れている画像であれば、なおさらです。

・この人はこういう状況に置かれている
→なら悲しいはずだ
→ああ、まさに悲しい顔をしている

よりも

「俺はこんなだから悲しい」
→ああ、まさに悲しい顔をしている

の方がてっとりばやい。
投票する側の思考テンポが省略されているのです。



以上の理由から、私は
画像お題はしゃべらせた方が伝わりやすい

と考えます。

まあ、伝わりやすいボケが必ずしも面白いとは限りませんし、
伝わらないボケ特有の面白さもあるわけで、
その辺は好き好きですが。(お約束)


おしまい。

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Comment

無題
  • あい
  • 2012-02-19 05:52
  • edit
べ、勉強になります・・・(ゴクリ
無題
  • 泥ロボ
  • 2012-02-28 21:10
  • edit
>あいさん
いろいろと考えてみると楽しいこともありますね
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